「資産運用に2つの教訓」
昨年8月からの株式市場の調整も、3月の日経平均12,000円割れで底を打ったようである。今回の急落相場での教訓は2つあるように思われる。
1つは、株価分析の使い方である。今回のような世界的な金融混乱時には、ファンダメンタルズは効きにくい。よってテクニカル分析となるが、今回は日経平均が大底を打った、03年4月の7,607円から07年7月ピーク18,261円までの上げ幅の61.8%(黄金分割比率)押しの11,700円近辺で底を打ちテクニカル分析が効いた。今後市場が正常化すればまたファンダメンタルズ分析が効いてくるだろう。
2つ目は、金融商品の流動性の重要さと投資における慣れの恐ろしさである。そもそもサブプライム問題は欧米金融機関が収益好環境に慣れ過ぎて、商品の流動性をないがしろにしたことである。その結果、市場環境が悪化した時に売るに売れず、膨大な損失となった。
これを教訓として、改めて基本に沿った講座を進めていきたい。
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