「円高・ドル安」、「原油高」と株式市場も米金融市場の混乱など海外要因に左右される中、証券投資の基礎知識に関わる証券カウンセラーの期待は大です。

 その様な変化の時代、証券カウンセラーの知識共有化や更なる向上のため、去る3月6日東日本・中部地区66名が参加し、「証券カウンセラー研修会」が行われました。

 久々に参集した面々は、旧交を温める間もなく真剣に講義に聞き入りました。最初に越田理事長より日頃のボランティア活動に対しての感謝の意があり、エイプロシスの平成20年度に向けた事業展開についての話のあと講演へ移りました。

 まず、日本証券業協会自主規制企画部山本課長より「金融商品取引法及び自主規制ルールについて」の講演があり、続いて日本証券業協会顧問税理士の庄籠先生による「証券税制について」と、真に旬の話題をわかりやすくお話いただきました。いずれの議演においても活発な質疑応答が行なわれ、盛況裏に研修会は終了いたしました。



 NPOエイプロシスでは、新規講座である「ライフプランと資産運用入門講座」を平成19年12月14日に立ち上げました。

 この新講座は、同年の9月に開催された「証券カウンセラー研修会」のパネルディスカッションで、活発に意見交換された「ライフプランセミナー運営のポイント」をベースに企画され実現しました。団塊世代の大量退職時代の到来に、如何に対応するかの指針を提供することに加え、今後のNPOエイプロシスの主催講座の充実を図るものとして期待されます。

 当日の東京証券会館の会場は65名もの多くの受講生に加え、多数の証券カウンセラーの方々も参加され大盛況でした。初回のテーマは「ライフプランの必要性」と「賢い資産運用とリスクへの対応」で、講師は日本証券業協会証券広報部の増井氏、鈴木氏の両参事にお願いし、お二人の丁寧かつ格調高い講義は参加頂いた多くの方々に大好評でした。

 その後、証券カウンセラーの方々に講師を引き継いで頂き今日にいたっています。

 「株価の先見性」

 「サブプライムローン問題」という言葉を聞かない日がないという状態が続いている。

 当初の金融市場の混乱から実体経済に波及、発表される経済指標の落ち込みも急である。米欧各国も08年の経済見通しを下方修正してきている。輸出が成長エンジンの日本にとって先行き不安は増すばかり。加えて円高、原油・資材高などネガティブ材料は山積である。これから発表となる3月期決算でも、下方修正を嫌う企業の弱気の業績見通しが相次ぐことが予想され、7期連続の増益決算に赤信号が点ろう。

 ただ、冷静に見ればBRICsを中心とする新興国の台頭により、世界経済の枠組みは変わってきている。日本の輸出力が再確認され、また今回の事態に対する米国の対応はかなり素早い。年後半にはその効果が現れてくると思われる。割安といわれる中でなかなか反発できない株価だが、高値をつけてから1年、その先見性から見て夏場前には潮目が変わると考える。



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