平成20年の新春を迎え、謹んでご祝詞を申し上げます。皆様には日頃より、当エイプロシスに対しまして、暖かいお力添えを賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、昨年の我が国の株式市場は金融商品取引法が施行され、また、米国のサブプライム住宅ローン問題を背景に、大幅な調整局面を迎えるなど、その環境は厳しいものであります。

 そうした中で、個人投資家層を対象とした証券と証券投資に関する知識の普及・啓発活動は、従前にも増して重要性が高まっております。

 お蔭様で、証券カウンセラー派遣及び投資クラブ相談員派遣の講師派遣事業のほか、主催講座の開催についても多方面から好評を博しております。「貯蓄から投資へ」の流れの中で、団塊世代の大量退職時代を迎え、官公庁などを中心に、職員研修において証券投資に関する講座の依頼も増えてきております。

 今後とも、個人投資家層の拡大のために様々な工夫を凝らしながら、投資学習の普及・推進に努める所存でございますので、皆様方のより一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



 NPOエイプロシスでは、「証券カウンセラー研修会」を東京会場(9月10日)と大阪会場(8月21日)において開催いたしました。

 東京会場では、証券市場の環境変化を見据えて、日本証券業協会の小柳雅彦常任監事による「金融商品取引法のポイント」、証券決済制度改革推進センターの納富寛課長による「株券電子化の対応状況について」、ご講演いただきました。

 また、団塊世代の退職時代の到来を迎えて、今後の講師派遣の充実を図る上で、「金融・経済講座:ライフプランセミナー運営のポイント」について、経験豊富な講師陣によるパネルディスカッションが行われ、活発な意見が交わされました。

 大阪会場では、(株)新光総合研究所の鈴木守投資調査部長により「最近の経済情勢と株式市場の展望」と題するご講演をいただき、日本証券業協会大阪地区協会の飯島一夫事務局長による「証券市場をめぐる最近の諸問題」の話をお聞きしました。

 また、岡茂樹事務局長による「エイプロシスの活動状況」報告を受け、証券カウンセラーとの活発な意見・情報交換が交わされました。

 事務局では、証券カウンセラーの皆様の活動をサポートする上で、充実した研修会の開催を考えております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 「バリュー投資」

  日経平均株価が年初来安値を更新する日に、3時間の講座を担当した。新聞もまたぞろ14,000円割れを書き始め、参加者も「どこまで下がるのだろう」と話し合っている。

 「テクニカル指標」をチャートに期間対応させたレジュメにより、テクニカル指標は底打ち・反転を示している。しかし、サブプライムローン次第では20%押し14,638円・フィボナッチ14,213円を覚悟とテクニカル分析を話した。

 それよりもバリュエーションを見よう。03年の大底からの反転は、超富裕層の「配当利回り」買いから始まった。今回も「10年国債利回り」を逆転し、「EPS:932円、PER:15.93倍、益利回り:6.02%」、米国株PERは17.99倍(S&P500)とバリューは日本株割安を示していると話した。講座の本旨は「トレンドに逆らわず」「木を見て森を見ず」「誤れる信用残」の解説であり、この点は理解されたものと思っている。(11/25記)



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