平成19年の新春を迎え、謹んでご祝詞を申し上げます。皆様には日頃より、当エイプロシスに対しまして、暖かいお力添えを賜り、厚く御礼を申し上げます。

 昨年の我が国の株式市場は、「いざなぎ景気」に比肩する景気拡大を背景に、春先まで順調な展開でございましたが、米国景気の減速、企業業績の先行きに対する不安、証券税制の行方等から、夏場以降は一進一退の状況となりました。

 さて、証券業界で実施した「証券投資に関する全国調査」によれば、我が国の20歳以上の証券保有率は18.3%であり、欧米と比較し著しく低い割合となっておりますが、「貯蓄から投資へ」という政策が着実に浸透する中、個人が多様な資産運用ができる環境が整備されてきております。取り分け「証券投資」については、多様な販売チャンネル及び豊富な品揃の両面から、今後ますます身近なものになっていくと思われます。

 米国においては1985年以降に預金から投資信託などへの資金のビッグシフトが起きておりますが、我が国でも同様の現象が起こる可能性を感じるような兆候が出てきております。

 このため、エイプロシスが行っている個人を対象とした証券投資に関する知識の普及・啓発活動は、今後、益々重要性を増してくるものと確信しております。

 エイプロシスの主要事業である証券カウンセラー派遣等の講師派遣事業は順調に増加しており、平成18年度は総派遣件数が4,000件に達する勢いです。また、主催講座に関しましても、昨今の投資信託に対する関心の高まりを受けまして「投資信託入門講座」を新たにラインナップに加えるなど、受講者の多様なニーズに応えるべく講演テーマ、開催日時など工夫を凝らしているところでございます。

 昨年は、証券会社をはじめとして多くの方々がエイプロシスの活動趣旨にご賛同くださり、新たに賛助会員としてご加入・ご協力いただきました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

 今後とも、皆様方のご期待に沿えるよう、証券投資・学習の普及・推進に努めて参る所存でございますので、より一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 最後になりますが、今年が、投資家の皆様や証券界にとって良き年になりますよう祈念し、新年のご挨拶といたします



 このたび、社団法人 投資信託協会との共催による「投資信託入門講座」(未経験者対象・一日集中)を11/11(土)、12/1(金)に東京地区において開催し、両日とも30名の方々にご参加いただきました。

 多様な投資信託商品を、カテゴリー別に分かりやすく解説した同講座には、多くの受講者から「わかりやすかった。参考になった。」との評価をいただき、半数以上の方が「今後購入してみたい。」ということでした。

 エイプロシスでは、今後、同講座の開催回数を増やしていく予定ですので、多数の方々のご参加をお待ちしております



 エイプロシス東京事務局では、投資クラブ支援事業の一環として、昨年6月に引き続き、メルシャン(株)の協力を得て、10月18日午前10時30分から、同社「勝沼ワイナリー」(山梨県甲州市)において、会社説明会・工場見学会を開催いたしました。

 今回は参加費を負担戴いたにもかかわらず、16クラブから33名の方々にご参加いただきました。当日は、新宿に集合、貸切バスで2時間の移動でしたが、ベテランバスガイドの巧なガイドぶりに、あっという間の到着となりました。

 勝沼ワイナリー到着後、まず会社説明会が行われ、日本のワインの歴史と同社の生い立ち、「自然の恵みをくらしに活かす」という企業理念に基づく事業展開、中期経営計画では株主還元で2008年に10円配当を目指すことなどの説明が行われました。その後の質疑応答では、酸化防止剤の人体への影響、味の素との関係、ワインを好きになる方法、販売価格と味覚との関係などの質問がありました。なお、酸化防止剤はワインには必ず含まれているもので、人体への影響はないということでした。

 工場見学では、ぶどうを破砕し果汁をタンクに送る作業をタイミング良く目の当りで見学することが出来ました。

 会社説明・工場見学の後に行われたワインセミナーでは、ももいろメルローや長野メルローなど4種のテイスティングが行われ、参加者の皆さんは、ワインの芳醇な香りに酔いしれ、時の経つのを忘れている様子でした



 エイプロシス大阪事務所では、(株)資生堂の協力を得て、9月13日(水)午後1時30分から、同社大阪ビル(大阪市中央区)において、投資クラブに関心をお持ちの個人投資家を対象とした「投資クラブ説明会」と「会社説明会」を開催し、75名の方々にご参加いただきました。

 「投資クラブ説明会」では、証券カウンセラーから、日米金融資産の変遷、米・英・独・日の投資クラブの現状、投資クラブ設立方法などについて説明がありました。

 「(株)資生堂」の会社説明会では、「感動や自信を与える企業になる」、「人々から信頼される価値あるブランドを築く」、「世界中の人々、そして社員の“一瞬”と“一生”の美しさを実現する」という「3つの夢」の実現を目指して企業努力しており、現在、「TSUBAKI」、「マキアージュ」、「ウーノ」など各カテゴリーでのブランド確立やお客様の満足度向上のため「ビューティーコンサルタント」によるアフターケアーの充実に取り組んでいること、また、「企業の社会的責任として必ず取り組むべきこと(基本的CSR)」を実践するため、地球温暖化防止に取り組んでいることなどの説明がありました。参加者からは、最近話題の「TSUBAKI」、「マキアージュ」の売り上げ動向や株主優待の内容など株式投資に関する質問が続出し、大変充実した会社説明会となりました

 “儲”−信じる者。投資家の方の質問に「日経平均はどこまで上がるのですか?」、「どの株を買えば儲かりますか?」という質問が度々出ますが、私は「過去のチャートにヒントがあります。」と答えます。

 相場格言に「半値戻しは全値戻し」という格言があります。14年間に亘った下落相場も、2003年4月に大底を打ち、2005年14,220円(2000年20,833円より)の半値戻しを昨年11月に達成しました。個別の銘柄でも半値戻しの後、史上最高値をマークした銘柄が多数出現しました。この様な銘柄は企業価値が高まった結果、マーケットで評価されたと解釈されます。

 これからの話題で、例えば注目の新日鉄の半値戻しは552円となります。そこで日経平均の半値戻しの後、新日鉄の株価は今後の相場を占う上で非常に興味深いです。

 “貯蓄から投資へ”の時代、証券カウンセラーの役割を通じて幅広い知識の伝達を心掛けておりますが、先人の相場格言の利用も参考になります



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